【勉強会レポート】 昨年のFinalistが教えるDatalympic勝つため勉強会 (アイデアメーカーによるアイデアの作り方)

最終更新: 2019年6月26日

皆様こんにちは。Datalympic実行委員会の中の人です。

Datalympicに申し込んだのはいいものの、「さて、どんな作品を作ろう?」と最初の段階でアイデアをどうやって出せばいいのかわからず詰まっていらっしゃる方はいらっしゃいませんか?中の人は(Datalympicにこそ参加はしていませんが)これにバッチリ該当しており、企画を作ろうとはするもののアイデアが出ない…と頭を抱えることばかりです。

そこでDatalympic実行委員会では、優れたアイデアを出されている方に、アイデアの出し方を学ぶ勉強会を企画いたしました。「昨年のFinalistが教えるDatalympic勝つため勉強会」シリーズ、第二弾は「アイデアの作り方」。アイデアを生み出すためのノウハウを昨年のDatalympicファイナリストから学んでいきます。

今回の講師はお二人、株式会社シブタニの小笠貴博様(写真左)、株式会社日立ソリューションズの青山隼人様(写真右)です。



昨年のDatalympicで、小笠様はチーム「SYS企画広報」のリーダーとして「Table Keeper ~フードコートの見える化」を制作し見事優勝を果たしました。現在は「Switchstrike Air」も含めメディアへの出演も増えてきています。



青山様は昨年のDatalympicで、チーム「ヒタチドットスティングレイ」のリーダーとして「傘シェアサービス「傘ラク」 ~雨の日を傘で更に楽しく!~」を制作し、優秀賞を受賞したファイナリストです。もともとビジネスコンテストに興味があり、入社してから社内外問わず趣味で(!)応募しており、Datalympicもその一環で参加されました。


司会はMr.Datalympicこと吉田守(写真右)です。お二人が作品制作に向けてどのようにアイデアを出していったのか。アイデアの作り方のパターンを知る、パターンごとのアイデアの作り方のケーススタディを知るべく、座談会形式で勉強会は進んでいきました。



事業企画プロセス勉強会でもご紹介しましたが、アイデアの出し方には、世の中の課題から考える「ニーズ型」、すでにある資産・特徴から考える「シーズ型」の二通りがあります。優劣は無く、どちらが自分に合っているのかを知ることが大事です。


吉田の場合はシーズ型です。

既にある技術や製品の価値・過去の実績を棚卸し・洗い出しを行ったうえで、その価値で課題が解決できる、あるいは成果を生むことが出来る顧客(活用シーン)を洗い出します。その製品やサービスの販売方法を考慮し、市場の状況と照らし合わせて検証する、というのが吉田のアイデア作りのプロセスとなります。

ちなみに、この点線がターゲットの市場ですが、これを取りに行くのが吉田のアプローチです。しかし、このアプローチは、確実性は高いものの、「事業が跳ねない」という決定的な課題があります。


一方で、市場を作る、つまり跳ねるような事業を作るためには、0から1を作るアイデアメーカーとしてのスキルが必要になります。そういったアイデアの出し方を小笠様・青山様に質問しました。


小笠様は「何かのテーマと結びつける」ことでアイデアを出していきました。Datalympicであれば、「データに価値を与える」ことですが、このテーマと「早くフードコートの利用状況が知りたい!」という自身の要求が結び合い、自分以外の利用者、フードコートの出店者、テナントなど各ステークホルダーにとっても良いことになるのでは?という着眼点から、「TABLE KEEPER」が生まれていきました。


青山様の「傘シェアサービス カサ楽」は自分が欲しいサービスをそのままなんとかできないか、というところから着想が始まっています。青山様自身、自宅から15分ぐらい歩くこともあり、面倒を解決したい、最近シェアサービス流行ってるなといった、身近な着眼点からアイデアを生み出していきました。



ケーススタディの後は、司会の吉田と講師のお二人の三人による「アイデアメーカー ディスカッション」です。「アイデアを考え始めたきっかけ」「アイデアが出始めるタイミングは?」「アイデアを出すためにしていること(していないこと)は?」などなど、アイデア作りにまつわる質問を元にディスカッションが始まりました。

「アイデアを考える理由・考え始めたきっかけ」は、小笠様の「そもそも商品企画の部署に配属されて仕事としてやる必要があった」という実務的で切実な理由に対し、青山様は「趣味の一つでやっていた」という対照的なスタートでした。しかし、ベースとなる考え方やアイデアというものに対する向かい合い方としては、「ワクワクするから」と答えが一致するという、出発点は異なるもののベースとなる考え・着地点は共通していることがわかる興味深い回答がありました。

「具体的にアイデアを出すためにやっていることは?」という質問には

・いつもと違う道を歩く

・新聞を読む

・とことん好きなことをやる

・家族・チームメンバーの話を聞く

など、アイデアを出すためには「何かの発見をするための行動を具体的にとってみる」「自分にとってわくわくすることをする」ことが鍵になることがわかる回答でした。

(小笠様・青山様とも「サービスとかでググらない」と回答したのが印象的でした。)

※余談ですが、弊社のnestイベントが大分で開催された時に、大分駅から少し遠い会場にこのお二方のみタクシーを利用せず駅から歩いて来られました。「いつもと違う道を歩く」お二人らしいエピソードだと思います。


今回は勉強会の一部のみご紹介しましたが、Datalympicに応募された方には勉強会で使用した説明資料および勉強会の動画を参照いただけます。ご希望の方は、Datalympic事務局までお問い合わせください。


最後に、今回講師を務めたシブタニ小笠様・日立ソリューションズ青山様からのメッセージです。


小笠様「アイデアの良し悪しのジャッジは、商品の良いところを探す商品目線になってしまうのはNG。良いところは使う人が決める。使う人がどう思うのかという観点で考えればジャッジの精度は上がる。労力はかかるけどDatalympicは得るものが多い。どうせやるなら全力で!!」

青山様「楽しんでやりましょう!資料作りの納期とか厳しいところはあるけど、ワクワクするところは忘れずに楽しんで、予選会にでたら堂々と話しましょう!私も楽しみにしています、一緒にがんばりましょう!」


Datalympicを楽しみながら参加されていたというお二人の言葉に、Datalympic実行委員会の中の人としても励まされました。今年のDatalympicも、一人でも多くの人がそんなワクワクするような体験ができるものといたしますので、ご参加いただけますと幸いです。


以上、勉強会レポートでした。



<<勉強会のお知らせ>>

Datalympic実行委員会では、応募者の皆様の作品制作の助けとなるような勉強会を企画・開催しております。

(勉強会は全て無償ですのでご安心ください)


今後の勉強会の開催予定はこちらをご参照ください。

また、勉強会は現地開催だけでなく、ZoomによるWeb配信も行っておりますので、お気軽にご参加ください。

(Zoomについてはこちらをご参照ください)

今後もDatalympicへご参加いただける皆様へ向けて、作品製作の助けとなる勉強会を企画・開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております!

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