【勉強会レポート】業種特化勉強会(HR)初級編

皆様こんにちは。Datalympic実行委員会の中の人です。


「働き方改革」という言葉が特に話題となっていますが、そういった人事領域に関するお問い合わせが弊社に来ることも少なくありません。それだけ関心が高いのであれば、きちんと勉強会を開こう、ということで、今回ご紹介するのは「業種特化勉強会(HR) 初級編」。Human Resource、つまり人事業務に関するお話です。内容が多岐にわたるため2回に分かれており、今回は初級編です。


今回の講師はウイングアーク1st、人事ソリューション・エヴァンジェリストの民岡良です。これまで人事管理システムや採用・育成業務プロセスの立案・改革を行っており、現在はHRテクノロジー・コンソーシアムの理事を務めている「人事ソリューション・エヴァンジェリスト」です。


「働き方改革」というと、「業務の効率化」ばかりフォーカスされることが少なくありません。しかし、その「業務の効率化のためのツール」を持ったところで、そもそも職務と合っていなければ使いこなせず、宝の持ち腐れとなってしまいます。「業務の効率化」を考える前には、そもそもの話として、「人」と「職務」(ジョブ)がフィットしていないとツールを使いこなすことができません。


ではどうするか。「人材スキルの有効活用」の観点を持って、「人」と「職務」(ジョブ)をフィットさせることが第一で、それを促進するためのテクノロジーを用いることが欠かせないというのが民岡の持論です。事実、アメリカなどでは、AIが人と職務のマッチングをするという事例があります。一方で、日本ではそういった動きが薄いことに民岡は危機感を覚えており、「HRテクノロジーをもっと広めたい」「HRテクノロジーを活用した働き方の変革は、実は人事部門に限らず働く人すべてに関わる喫緊のテーマであることを理解してほしい」という想いから、今回の企画が始まりました。



残念ながら来場参加の方はいらっしゃらなかったのですが、オンライン(ZOOM)による参加者は多く、質疑応答も活発でした。


以下、内容を一部紹介いたします。


HRテクノロジーはなんのためにあるのか。一つ挙げるとするならば、「個別化された従業員体験」を実現するため、です。

例えば教育制度。研修コースがいくつもあると、かえって活用されないということが起こりえます。その理由は、従業員が研修を「自分ごと」とは思えていないためで、仮に10人の従業員に同一のコースを課しても、得意分野や事情が異なるため10人全員が有効活用できるとは限りません。また、個別化を図ろうとしても、人間が判断すると情報が少なかったりバイアスがかかったりするため、正確な判断ができないこともあるでしょう。




HRテクノロジーはそれを解決する切り札となりえます。こちらの事例はIBM社の事例ですが、全従業員に対してそれぞれパーソナライズされた教育プログラムを提供するという取り組みをすでに行っています。



もちろん、HRテクノロジーは万能というわけではありません。「ここは人間よりHRテクノロジーの方が優れている」ところに適用していく必要があります。「教育研修・キャリア開発」や「採用活動」のように、人間のバイアスが入りがちな複雑な業務をHRテクノロジーで補う、といった方法を取ることは有効でしょう。ROIを高めるためには、HRテクノロジーが有効になる分野を見極めた投資が必要になります。

※株式会社オデッセイによる「HRTechに関する市場調査」では、HRテクノロジーが期待を集めている分野は「採用活動」で、従業員の目標設定や評価管理をAIが補助するサービスが期待を集めているという結果が公表されています。

HRテクノロジーに関する意識調査: 「採用」での導入が最も期待を集める結果に



このようなHRテクノロジーの支援を受けるために必要なこととは何か。それは、「1にも2にもデータ」です。すでに社内にあるデータや他社データなど、「データを集める」ことだけではなく、そもそも「どういったデータが自社には必要なのか」「どういったジョブ定義・スキルセットを求めているのか」という定義も同様に重要になります。




今回は勉強会の内容を一部のみご紹介しましたが、Datalympicに応募された方には勉強会で使用した説明資料および勉強会の動画を参照いただけます。ご希望の方は、Datalympic事務局までお問い合わせください。


6/25(火)には、更に内容を深掘りした「業種特化勉強会 HR応用編」を開催いたします。人事領域をテーマとした、実際にMotionBoardで動くダッシュボードを紹介予定です。こちらの勉強会はDatalympic参加者限定とはなりますが、非常に有意義な勉強会とするべく、民岡も今回以上に気合を入れて臨む予定ですので、ぜひお楽しみに。


皆様のご参加を心よりお待ちしております。


以上、勉強会レポートでした。



<<勉強会のお知らせ>>

Datalympic実行委員会では、応募者の皆様の作品制作の助けとなるような勉強会を企画・開催しております。

(勉強会は全て無償ですのでご安心ください)

今後の勉強会の開催予定はこちらをご参照ください。


また、勉強会は現地開催だけでなく、ZoomによるWeb配信も行っておりますので、お気軽にご参加ください。

(Zoomについてはこちらをご参照ください)

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