【勉強会レポート】 昨年のFinalistが教えるDatalympic勝つため勉強会 (プレゼンテーション勉強会)

皆様こんにちは。Datalympic実行委員会の中の人です。


Datalympicは書類審査を経て各地の予選会、そして決勝戦という流れで進んでいきます。 予選会・決勝戦では作品のプレゼンを参加者の皆様に実施いただきますが、参加者の中にはプレゼンテーションの経験が少なく、苦手意識を持たれている方も少なくないと思います(中の人は、そんな方々にとても共感いたします…)。


そこでDatalympic実行委員会では、「昨年のFinalistが教えるDatalympic勝つため勉強会」シリーズと題しまして、昨年のDatalympicファイナリストの方を講師としてお迎えした勉強会を企画いたしました。シリーズ第三弾は「プレゼンテーション」。プレゼンテーションのノウハウをDatalympicのファイナリストから学んでいきます。


今回の講師は、去年のDatalympicファイナリスト「MBとYシャツと私」の株式会社ジール・栗原和音様です。以前のプロセス勉強会では生徒役として参加いただきましたが、今回は講師役としてプレゼンテーションをご指南いただきます。



自分以外のDatalympic応募者には、営業など自分以上にプレゼンテーションに慣れている・得意な参加者がいます。だからこそ準備を行い、組み立てを考えてプレゼンテーションをした経験は、皆様と近い目線でお話できると考えて、栗原様は今回の講師を引き受けていただけることになりました。

栗原様は元々高校の教員で、授業がある意味プレゼンテーションの場になっていました。担当科目は理科(物理)で、「受験に関係ないよね」と考えるような高校一年の文系の女の子相手に授業をしないといけませんでした。そこで栗原様は、他の先生の授業を観察し、生徒が聞く授業と聞かない授業、何が違うのかを考えました。



栗原様のプレゼン準備は「手順の整理」「ストーリーの構成」「テクニックの設定」の3つに分かれています。



まず、手順として「情報整理」「ストーリー構成」を行います。Powerpointの作成はまだ行いません。





情報整理として、5分間として盛り込むべき情報、カットすべき情報を整理します。上記は必要な情報、カットした情報は「市場の情報」「詳しいシステム構成」など。情報をカットするのは勇気がいる行為ですが、全て詰め込んでしまうとオーバーしてしまうこと、必要な情報にフォーカスがされにくくなるため、カットはしっかり行います。もし盛り込みたい情報があれば、巻末にAppendixという形で差込み、別紙にまとめておいて、質疑応答で答えるというテクニックもあります。



ストーリーを構成する際は、「なぜ」を必ず取り入れます。「何を」「どうやって」だけでも成立はしますがプレゼンテーションとしては納得感が出ません。良いプレゼンに共通しているのは「最初になぜを説明すること」でした。コンサルタントのサイモン・シネック氏がゴールデンサークルの概念を用いて「人は『なぜ』に心を動かされる」と説明している通りです。




ストーリーを構成してPowerpointを作成した後、栗原様はプレゼンテーション用原稿を作成します。ただし、目的はプレゼンテーションで読むためではありません。目的は、

・キーワードを作成して分量を作成する

・言葉の癖を見つける

・スライド操作をどのタイミングで把握するのかを把握する

ことにあります。つまり、本質的にはプレゼンテーションのセルフレビューです。


原稿を書いた後、いよいよプレゼンテーションの練習です。練習を行なうにあたって、相手を変えて練習を行います。その際、プレゼンのレベルを少しずつ上げていき、何処に注目してプレゼンを行なうかを意識して行います。

(システム開発のテストで、内部テストからシステムテストとスコープが変わっていくことに似ているかもしれませんね。)


今回は勉強会の一部のみご紹介しましたが、Datalympicに応募された方には勉強会で使用した説明資料および勉強会の動画を参照いただけます。応募者サイトの「動画・資料」をご参照ください。


最後に、今回講師を務めたジール栗原様からのメッセージです。

「今回はステージに立つプレゼンテーションの講義をしましたが、話した内容はプレゼンに限らず日常で使える内容もあると思います。物理の授業だったり打ち合わせだったり、話し手と聞き手がそれぞれいる場面で、『お互いにとっていい時間を作る』ための技術を伝えることができましたら嬉しいです。」


「プレゼン・打ち合わせは相手の時間をもらってやること」と話す栗原様の言葉が印象に残りました。栗原様の言葉通り、プレゼンに限らず日常のいろいろな場面で応用が効く内容でしたし、この講義がDatalympic参加者の皆様にとって「良い時間を作る」技術を得られるきっかけになりますと嬉しく思います。


以上、勉強会レポートでした。

-------------------------------------------------------------------------------

<<勉強会のお知らせ>>

Datalympic実行委員会では、応募者の皆様の作品制作の助けとなるような勉強会を企画・開催しております。


(勉強会は全て無償ですのでご安心ください)


今後の勉強会の開催予定はこちらをご参照ください。また、勉強会は現地開催だけでなく、ZoomによるWeb配信も行っております。

(Zoomについてはこちらをご参照ください)


過去の勉強会についても、応募者サイトの「動画・資料」にて動画と資料を公開しています。ぜひ御覧ください!

161回の閲覧

最新記事

すべて表示

※重要なご連絡 提出期日の変更 (提出期限:9月1日23:59)

作品提出期日について重要なご連絡がございます。 2019年8月23日、弊社クラウドサービスをご利用いただいているお客様において障害が発生しておりました。 現在は復旧しており、ご利用可能な状態となっております。 ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。この影響を受けまして、作品提出期日を8月30日(金)から9月1日(日)23:59締切へ延長いたします。間際の変更となりますが、お詫びを兼ねて皆さまによ

「ゼロからSPAを利用するススメ」を公開しました

皆様こんにちは。Datalympic実行委員会の中の人です。 今回はDatalympicでSPAをお使いになる方、SPAの利用を検討されている方に朗報です! 昨年のDatalympicのファイナリストであるジールの福澤様より、 SPAを利用した体験談「ゼロからSPAを利用するススメ」を提供いただきました。 (福澤様、ありがとうございます!) 福澤様は去年のDatalympicで初めてSPAに触れ、

Copyright© WingArc1st Inc. All Rights Reserved.